たばた
田端みゆき
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議会だより
2023.07.20

7月常任委員会

2023.7.20

「本県における産廃の不法投棄防止対策について」「県立中央病院の過年度医業未収金について」「つくしが丘病院の診療実績について」/

▷前回、不法投棄対策についての質問が不十分だったので、再度質問しました。議事録から県境の不法投棄が発覚してから令和4年度で現状回復するまで23年間かかったこと、地下水の水質検査ではまだ基準を満たしていないので今年度も継続していくことを知りました。県外から青森県に持ち込まれる産廃は32万トンあるということ、不適切な保管などの継続案件が300件を超えていることから、産廃の問題はこれからも大きな課題です。どこの県民局も10人程度の正職員と5人程度の非常勤職員です。マニュアル強化だけでは限界があるのではないかと思いました。/

▷県病と青森市民病院の統合病院建設が性急に進められようとしています。県立病院と市民病院の役割はそれぞれあるのに、統合することは結果として公的病院の縮小につながっていきます。どこに立地するのかの検討も不十分、職員の待遇への不安、統合が住民の医療体制の充実につながるのか。病院の未収金の問題は、生活困窮者の増加が背景にあります。経営の効率化を求めるのでなく、公的病院としての役割、誰もが安心してかかれる医療の充実を求めます。/

▷つくしが丘病院の入院数の激減、職員体制について質問しました。入院数の減少に医師不足があることがわかりました。自殺率が高い青森県として支援体制、医療体制を高めていくために医師や職員確保が必要です。

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