たばた
田端みゆき
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2023.11.28

11月環境厚生委員会 (11/21)

次の3点について質問しました。

加齢性難聴者の補聴器購入助成について⇒「公平性、の観点で現時点での実施は考えていない」7月の安藤議員が一般質問で取り上げた際の答弁と同じでした。加齢性難聴については、新潟大の森田由香教授が「補聴器装用によって認知機能やQORが維持されている可能性がある」と報告しています。全国で191自治体が補聴器購入について何らかの助成をしており(今年6月現在)、東北6県では青森県だけがゼロです。県に対して要望書も出されています。引き続き、声をあげていきます。

県男女共同参画センターが実施した「令和4年度女性の県外流出に関する調査」について⇒青森県男女共同参画の情報誌『クローバーあおもり』で「人口流出にストップ!若い女性が県が県外流出する理由」と特集をして、標記のアンケート結果を紹介しています。結果として経済的理由が最も多いのですが、この調査の重要なところは、記述部分です。地元の良さの再認識とともに、固定的な性別役割分担意識に対する率直な意見があり、このことがもっと共有される手立てを求めました。

イノシシの管理対策についていて⇒「目撃頭数は、H28に三八地区に1頭だったのが、R2は61頭、R3は115頭、R4は80頭と増えてきている。目撃情報の収集、業者委託の定点観測、住民へのアンケートの実施で生息状況を把握。」人口減少による里山の荒れや気候変動など、生態系全体を視野に入れた総合的な対策を求めました。

多様な取り組みや充実した情報誌が周知されていないのが残念。

「令和4年度女性の県外流出に関する調査」は検索すれば見ることができます。Uターン、Iターンした20~40代の女性を対象に行った調査です。今の生活に「満足」は44.5%、「不満足」は16.4%でした。

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